Webレンタル 
 

 インターネットでHP(ホームページ)を公開するためには、HPを構成するファイルを格納 しておく場所が必要になります。
プロバイダから提供されるスペースは一般にドメイン名は企業固有の名前ではなくて、プ ロバイダの持つドメイン名に枝を付けた形で名前付けがされ、ファイルを格納するスペースも一律に決まっていることが多いようです。

 企業が自社固有のドメイン名を獲得した後、HP等のファイルを格納するスペースも同時 に自社固有の領域として設定する方が後の作業を考えると結果的に楽になります。
 このドメインを割り当てるスペースを自社のサーバー内に設定して、それを自社に引き込 んだ専用線からインターネット世界に向けて公開する方法と、スペースを外部の業者から レンタルしてそこにHPに必要なファイルを格納する方法があります。 後者を一般的にサーバースペースレンタルとかホスティングとかいいます。もちろんこのスペースはHPを置くだけでなく用途によってはメールサーバーのスペースとしてレンタルされる場合もあります。

物理的にスペースを割り当てると同時にHPを公開するためのWebサーバーレンタルや自社ドメインのメール運用のためのメールサーバーレンタル等用途に よって付属するツールやアクセス方法も異なります。

画像提供 TingA Bell
 自社でサーバーを立ち上げた場合、直接システムを操作できるメリットはありますが、外部からの進入を防ぐための防護壁(ファイアーオールと呼びます)を設定したり、ドメイン名とインターネットの物理的なアドレス(IPアドレス)との関連づけを行うDNSを自社で設定したりと、本来の自社業務とは直接関係のない煩雑な作業を行わなくてはなりません。

  レンタルスペースのメ リットはサーバーを自社導入する時の初期コストが軽減できることよりもむしろサーバー運用に関わる管理コストが削減できるメリットの方が大きいといえます。


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